トンボは色や形を次から次に変化させ 幻想的に舞う その姿はどこか儚げで もの悲しくもあり 独特な動きは見るものを異次元へと誘う ネイティブアメリカンの神話によると トンボはその昔 知恵深いドラゴンだった 或る日 コヨーテの口車に乗って自分の魔法の手並みを証明しようとしたために その偉大なパワーを失ってしまったという なんという せつない教訓 一匹が近づいてきて 私のそばにとまった そっとカメラを向けると 愛らしくポーズをとった